2026年 ひとり親家庭インフルエンザワクチンの寄付のお願い

フローレンスこどもと心クリニックの院長の田中です。今年もインフルエンザワクチン接種のシーズンが迫ってきました。

 

 今年も皆様とともに、ひとり親家庭の家族へのインフルエンザワクチンのプレゼントを行いたく、皆様のご寄付の協力をお願いします。

 

 インフルエンザは、幼児・児童がひとたび罹患すると、重い場合は1週間ちかく登園登校ができず、働きながら子育てをする親は、仕事を長期間休むなどの対応に迫られます。兄弟や親自身を含む家族への感染力も高く、皆さんご存知のようにインフルエンザは子育て世帯にとって脅威です。

 

 そのような中でインフルエンザワクチンを最も必要としているのはひとり親家庭です。子どもが罹患した場合、ひとりで看病をしなければなりません。ご自身が罹患した場合も含め、長期休業が直接経済的なダメージとなります。ワクチンの補助がない自治体も多く、インフルエンザワクチンの費用負担は大きいものになります。

 

 母子家庭の親御さんの半数以上は非正規雇用であり、2018年の厚生労働省「国民生活基礎調査」ではひとり親世帯の相対的貧困率は48.1%とおよそ半分を占めています。さらに長引くコロナ禍で、困窮が極まったひとり親家庭は少なくありません。

 

 「ひとり親の貧困問題」は、決して個人のせいではないと私は思っています。 そこには女性の正規雇用が男性と比べて少なかったり、収入に男女の格差があったりというジェンダーの格差がそもそもあります。また、養育費を徴収する仕組みもまだまだ不十分です。ひとり親が経済的に困窮するのは社会の問題だと思うのです。

 当院では少しでもひとり親家庭のサポートをしたいと2018年冬からひとり親の親子の方に無料もしくは安価でインフルエンザワクチンを接種してきました。

 2020年からはみなさんからの寄付により、より多くの親子にワクチンを届けることが可能となりました。

 昨年も多くの方に寄付のご協力をいただき大変感謝をしております。

 

2025年度会計報告・実施報告

皆様からのご厚意により、2025度は52名の接種を実施いたしました。

 

  来院された方からのご寄付  100,500円

  認定NPO法人フローレンス社員個人からの寄付  48,000円

  寄付額合計  148,500円

 

  寄付による接種 52

    不足分はクリニックより補填しました。

 

接種を受けられた方から喜びの声が届いています。

○ 「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。支援を受けて、また明日から頑張ろうという気持ちになりました。」

 

○ 「経済的な理由で毎年出来なかったので、大変助かります。昨シーズンは親の私が風邪で入院してしまい子供の世話ができない状況になりとても苦労しましたので、ワクチンで防げるのであれば非常に助かります。」

 

○ 「私は職場で毎年インフルエンザワクチンを接種できるのですが、高校生の娘は自費の為、接種する費用を捻出できず、度々インフルエンザにかかっていました。今回、初めて接種することが出来、安心して年末年始を迎えられます。本当に嬉しいです。ありがとうございました。」

 

フローレンスこどもと心クリニックでは開業時よりひとり親家庭へ安価でインフルエンザワクチン接種を行い、2020年よりは皆様よりの寄付を通じた取り組みを継続的に行ってきました。開業以来8年で のべ328回 の接種を通してひとり親家庭の親子に安心を届けることができました。これもひとえにご支援をくださった皆様のおかげです。

 

また、昨年からは神奈川県横浜市にある長谷川医院さんもこの活動に加わってくださり、メディア(NHK)でも紹介されるなど、支援の輪は着実に広がっています。

 

長谷川医院さんの思いの詰まったブログ(note)はこちら

 

1つのクリニックだけでは届かない場所へも、こうしてサポートが広がっていくことを心から嬉しく思っています。病気を防ぐだけでなく「孤独ではない」というメッセージを、これからも皆様と共に届けていければ幸いです。

【当院でインフルエンザワクチンを接種される皆様へお願い】

当院では、ひとり親家庭の親子へワクチンを届けるための寄付金を募集しております。 当院でインフルエンザワクチンを接種される大人に、受付窓口にて一口500円からのご寄付(任意)をお願いしております。

ご自身の予防接種の際、少しでもご協力いただけますと幸いです。皆様のお気持ちを、必要としているご家庭へ大切に届けます。