発達外来
発達外来のご案内
歩くのが遅い、運動面での苦手さや不器用さが目立つ、ことばの発達が遅い、家族やお友達とのコミュニケーションがうまくいかない、癇癪が激しい、落ち着きがないなど、発達に心配があるお子さんを対象としています。
早期の段階でご本人の困難さをご家族や周囲の支援者が理解し、お子さんにあった支援や療育を行うことで、ご本人の力、自信を伸ばし、周囲の人ともよい関係性を築けていけます。この外来では発達の評価、発達障害の診断、支援のアドバイスなどを行います。まずはお子さんの行動・想いへの理解を深め、お子さん、ご家族が笑顔で安心して過ごせるよう、お子さんに合ったサポートを一緒に考えていきます。
お子さんの発達で心配なことをご相談ください
専門の医師とゆっくり相談が可能です
通常の診察より十分な時間を確保しております。お子さんの発達に関して、なかなか相談できずにいた不安や悩みをご相談ください。
お子さんにあったサポートを一緒に考えます
発達の困りごとはお子さんにより様々です。お子さんとご家族にあったサポートを一緒に考えていきます。
必要に応じて療育施設のご紹介を行います
お子さんの発達を促し、より良い関わり方を指導してくれる療育施設と連携をしていきます。
発達外来の詳細
診察日・担当医
- 室伏医師
診察日: 隔月土曜日 月に1回 10時ー16時
対象:発達に何らかの心配があるお子さん。初診は小学校2年生まで。
- 鹿島医師
診察日:毎週水曜 9時30分ー16時
対象:発達に何らかの心配があるお子さん、思春期のお子さん。初診は中学校3年生まで。
発達外来を継続的に受診される方は2回目以降の診察は年齢制限はありません。
診察日は医師の都合により変更する場合がございます。詳しい日程は、WEB予約システムからご確認ください。主治医制となります。最初に担当する医師が主治医となります。
不登校を選んだ子のための外来
不登校を選んだ子のための外来(不登校外来)のご案内
学校に行けなくなることは、お子さん本人にとっても保護者にとっても大きな葛藤があり、時にとてもつらい選択となります。経過の途中では頭痛やめまい、腹痛といった身体症状を伴うことも多いです。
わたしたちは学校に行けないことは治療すべきこと・悪いこととは考えていません。多くのお子さんは学校という場所での特殊なルールや人間関係に適合しようとして頑張り、疲れ切り、そして傷ついています。わたしたちは場合によっては、学校を休むことをお勧めします。お子さんの心を休め、ゆっくりと元気を取り戻し、そして社会とのつながりを築いていくことを目指して、一緒に考えていきます。
不登校にまつわる心と身体の心配ごとをご相談ください
専門の医師とゆっくり相談が可能です
通常の診察より十分な時間を確保しております。お子さんのこれまでの経過、今の困りごと、心配事をお聞かせください。
お子さんの心を休めて元気を取り戻すことを目指します
不登校の原因は様々ですが、多くのお子さんは傷ついて疲れています。まずは心をゆっくり休めて、ゆっくり元気になっていくことを目指します。薬の使用は必要に応じて相談しながら検討します。
必要に応じて利用できるサポートを一緒に考えます
お子さんが元気を取り戻したら社会といかにつながっていくかを一緒に考えていきます。利用できるサポートを一緒に考えます。
不登校外来の詳細
診察日・担当医
- 鹿島医師
診察日:毎週水曜 9時30分ー16時
対象:不登校でお困りのお子さん、思春期のお子さん。初診は中学校3年生まで。
不登校外来を継続的に受診される方は2回目以降の診察は年齢制限はありません。
発達外来・不登校外来の予約について
予約〜診察までの流れ
必ずWEBでご予約ください(電話予約は受け付けておりません)。
予約〜診療までの流れは以下の通りです。
- 主治医・診療曜日を選択する(室伏医師:土曜 初診小2まで 鹿島医師:水曜 初診中学生まで)
- WEB予約:1回目の診察日の予約を行う
- WEB予約:2回目の診察日の予約を行う
- 初回診察日の3日前までにWEB問診票を記入(予約確定メールにURLは記載されています)
- 診察
基本的に2回セットでご予約いただいています。 初回診察日は、お子さんの様子観察と保護者の方のお話を聞くことがメインとなります。 2回目の診察(初回診察の2週間〜1ヶ月後)は、お子さんの見立てやサポートの提案などをいたします。
予約の注意点
- 診察希望日の60日前から予約可能です。
- 予約はおそくても診察希望日の3日以上前にお願いいたします。
- 初回診察の予約とあわせて、2回目の予約もあらかじめお取りいただくことをお願いしております。
- 2回目の診察日は初回診察日から2週間〜1ヶ月ほど空けて予約するようにお願いいたします。
- 2回目以降の予約は最初に選択した医師で継続をしてください(主治医変更を希望する場合には予めご相談ください)
診察日当日にお持ちいただきたいもの
- 保険証
- 医療証
- 母子手帳
- 診察券(お持ちであれば)
- 発達検査・知能検査の結果、成績表など参考となるもの(お持ちであれば)
当日の注意点
- 新型コロナウイルスの流行に伴い発熱のある方の診察はお断り致します。熱がある場合にはお電話でキャンセルください
- 風邪症状がある場合には医師は防護服を来て診察にあたります。あらかじめご了承ください。
- 発達以外の小児科の相談も可能ですが、所定の診察時間の中での相談となります。
予約料について
診察時間の確保のため、診察料とは別に予約料を頂戴します。
予約料は選定療養費として頂戴しております。選定療養費とは公的保険の適用範囲外の療養を受けた場合に、一定のルールの下で保険外診療との併用を認める制度です。
予約料
- 初回:8,000円(45分)
- 2回目:8,000円(45分)
- 3回目以降:3,000円(15分)
予約日を含めた3日以内のキャンセルにつきましては、キャンセル料として予約料と同額を頂戴いたします。
診察料は保険証と23区内の医療証をお持ちの場合には自己負担はございません。東京都以外の都府県の場合には保険証をお持ちの場合2-3割負担となります。後日ご自身で市町村に償還払い手続きを行って頂くことで払い戻しが可能です。
予約後、WEB問診票の記入にご協力ください
発達外来については、毎回診察前にWEB問診票の記入をご協力いただいています。
WEB問診票のURLは、予約確定時のメールをご参照ください。
特に初回診察前のWEB問診票は、成育歴の聞き取りなど質問項目も細かく、時間のかかる内容となっています。 お時間に余裕のあるうちに早めの記入をお勧めしています。
聞き取りの時間を短縮し、相談の時間を増やせるよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
発達外来・不登校外来のQ&A
- 発達外来は何をしてくれるところですか?
- こどもから、自分がバカだからなおしてもらうの?と聞かれたことがあります。発達外来や区の発達相談に行くことをどのように説明したらよいでしょうか。
- 2歳になりますが意味のある発語がありません。何か障害があるのでしょうか?
- 小学生のこどもがお友達とのトラブルが多く、なにか発達障害があるのではと感じています。まずはどこに相談すれば良いのでしょうか?
- 薬を使う治療には抵抗があります。薬は必ず処方されるのでしょうか?
- こどもが自閉スペクトラム症と診断されましたがショックで受け入れられません。私の育て方が悪かったのでしょうか?
- こどもが学校に行けないのは、親の愛情不足だと学校の先生に言われてしまいました。そうなのでしょうか
- こどもが「病院に行くこと」に抵抗があります。不登校外来に行くことをどのように説明したらよいでしょうか?
- こどもが学校に行きたくないと言ったとき、まずどのような対応をとればよいのでしょうか?
- こどもの不登校により、親も辛くなってしまうことがあります。親の相談もできるでしょうか。